心臓に指鉄砲それでお手上げさ
※タイトルは本編とは関係ありません。
「どうする家康」の茶々様役は、なかなか配役が発表されませんでしたけど、噂どおりに北川景子の二役になりました。ま、わたしの井上真央さんの予想を外したのはどうでもいいんです。
大事なのは、家康を殺しかねない大坂の陣の敵役です。
鉄砲をモテ遊び、銃口を人に向けて笑い、真っ赤な唇で「んだあん！」とのたまうクレイジーぶりは、さすが信長の姪にして、サイコパス秀吉に、ワガママに育てられた戦国の姫君として、もはや最高レベルの危険な女になりました。
こうなると、別人ではなく、面影どころか瓜二つの北川景子ってのが適役です。
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脚本的には、家康（竹千代）とお市様（茶々の母）の初恋なんてのを、史実を無視して最後まで引っ張るつもりなんですね。
歴史に残る糞大河認定して、視聴をやめたいところですが、そんな理性を覆し、一気にテンション上がりました。それならそれでいっちゃってください。
手を上げるとか拳を振り上げるどころか、掌クルクル〜しちゃいます。
アレをやってほしいの
これまで目を吊り上げて豊臣秀吉を憎んでいた徳川家康は、ここから西暦で１５９８年に秀吉が死ぬまで約１３年、従い続けます。
ただし、この家康さんは織田信長にも反抗的だったので、影では文句言いながら反抗できず、表では従順に振る舞うヘタレっぷりも、もう少し見せてくれることでしょう。
それでも、秀吉のたぬき寝入りを見破って、例の「陣羽織いただきます」のサル芝居を打つまでのところは、仰々しすぎて、シラけちゃうくらいでしたが、チェックポイントはクリアです。
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こうして徳川家は、秀吉傘下に加わりながら、九州征伐、唐入り（朝鮮出兵）はほとんど関与せず、娘を嫁がせているので、小田原北条攻めにも積極的には戦わず、兵力の損耗を抑えつつ、豊臣政権での地位と人望を高める政治戦の段階に入ります。
初回の「どうすりやええんじゃあー！」と泣きながら逃げたら、本多忠勝に捕まってドツキ回された頃とは表情が変わって、やっぱり松潤は一流の役者なんですね。そうでないと一年も見てらんないもんね。
ウンチ漏らした件も、ようやくカミングアウトしてくれましたね。オッケーです。
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推しの井伊直政は、可愛い顔して、秀吉の老母の機嫌をとり、寒さを気遣って薪をたくさん用意します。
ところが、何かあったら人質は焼き殺してやろうと、内心の鬼畜ぶりを見せてくれたのもオッケーです。
この大河ではリアクション芸を遺憾なく発揮する小手伸也さんとの絡みもよかったんじゃないでしょうか？
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徳川家と家康には、アレとかアレとか、やるべきエピソードが満載なんですから、そこはちゃんと抑えつつ、サル芝居には余計な尺を使わないで欲しいです。
家康の娘（養女だけど）の最高傑作がアレをやって、「天下を取るまで主君とは認めぬ」と家康にまだ反抗的な忠勝が、アレをやってくれるのを、これから楽しみに見させてもらいます。
さもなくば‥
同意は「する」と「させられる」場合がある。
というわけで、代償を得る目的での性行為の同意ってのも、人類の生活の知恵として、はるか昔から存在してたりします。
性行為に、同意がなければ性犯罪の要件ですが、ここでオスメスの生物学的な特徴から、たいていはオスがメスの合意なく性行為に及ぶパターンが多くなります。
また、しょーもない例え話をしましょう。
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女子が、みんなの見ている前で、イケメン男子にシュキシュキ大好きあなたが欲しい！と抱きついて、パンツ脱がして、コトに及ぶ事例はほとんどない。少なくともワタシはＡＶでも見たことがありません。
そこにイクまで、タたないとデキないオスの生物的な事情もあるわけです。メスだって準備できてないとできないですけどね。
えーと、勃起は同意に当たるんでしたっけ？少なくとも前戯を受け入れて準備できる段階まで行ってますよね。（すっとぼけ）
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まどろっこしい話を続けますが、これは男女に限らない話なので、トラとウサギちゃんでやってみましょうか？
もちろんウサギをくん付けした方が、わかりやすいかもしれない。ワシはウサギではない！トラなんじゃぞ！‥って家康かよ！
トラは御殿やら密会用のマンションやら合宿所やら、寝る場所も用意できます。
ウサギはそういうのを持ってないので、そこに連れ込まれたりします。
さらに頭のいいトラは盗撮する機材とか、相手に飲ませるクスリとか、コミュニケーションをスムーズにするナニカも準備できます。
さあ逃げ道を失ったウサギはどうする？道を切り開くにはどうする？
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かくして同意とは、
ウサギが、トラ様に同意させられたりするものだったりします。
もちろん、白ウサギくんが要求し、トラ様に同意を得るのは不可能じゃありませんし、対等な立場で双方が同意する場合も多いでしょう。
同意があれば Do it!
性行為はそれが男女間に限らず、同性でも合法。双方の同意があれば。
（ただし年少者の性的同意年齢未満は別扱いです。）
同意は単なる愛情だけでなく、利益供与も含まれている。金銭とか。
マレにワンちゃんつかんで大物の妃になれる場合もありますので、一概に女はヤラレて性被害を訴えるわけではない。
そういう人は、他人の性被害を認めなかったりして、世間の注目を集める一流芸能人になれます。だーれだ？
♫あなたが探してくれるの待つわ。昔の名前も出ています。
男は性暴力より身近な問題がある か？
男性の場合、性暴力よりも普通に、暴力の問題が身近にあるからでしょうか？
ケンカ、未熟どうしでのスポーツでの逸脱。（サッカーで蹴ったり蹴られたり、柔道で加減出来ずに締め落としたり）
だから体や心が痛めつけられる頻度も程度も高く、そちらの方から精神的にも肉体的にも強く育てられる。
男は強くなければ生きてゆけないと。
母親だろうが女に相談できないものもあると。
特に、暴力の被害者となる可能性は、よっぽど強いか、強い奴に守ってもらえない人には、ないとは言い切れない。
性暴力よりナニもつかない「暴力」のほうがよっぽど身近で、気になる問題かもしれない。ここは、女性とは違う。
女の想像で言ってますけど「※個人の感想です。」なんでよろしくお願いします。
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例えば某女史のギョーザモデルでいえば、６人の飲み会が全員男だと、自分以外の５人は殴り合いの危険がある「潜在的な敵」だ。だからそこに女子が混じったほうが、腕力的には「敵」が減る。
だから、誰でも（さとうさんでも）いいから、女子が一人いてくれるだけで、場が安らぐんだよね〜！
とか言われても、そんな暴力的な宴は、女には二重に危険でしょ！
性被害はなかった時代
ファンの皆さんを不安にさせているジャニーズ現役タレントへの性被害ですが、東山さんと井ノ原さんは、自分は受けてないと、記者会見で明言しました。
鬼畜の所業と、後継者に罵倒されたジャニー喜多川氏ですが、職業人に限定すれば、立派と言うべき点も見出しました。ここから極論。
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会社を担ってゆくタレントには手をつけず、慰み者にしたのは、使い道のない連中だけなら、それはそれで分別があったんだなと言うか‥
※個人の感想です
この理屈なら、少なくない業界人が、喜多川氏を支持したり賞賛するのも少しは理解できるのかもしれません。才能ある人に与えたモノの大きさは、才能なき人から奪ったものと比べようもないことだから。
世間の常識とそこが違う。稼げない人は去るしかない厳しい世界ですから。
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かつての強姦罪は、今年2023の７月から不同意性交等罪と名称と要件が変わりました。
逆に、今年の改正や、その前の2017年に刑法の性犯罪に関する部分の大幅改正の前の、性犯罪に関する比べようもない「ユルさ」からアップデートしていない人は、高齢化した日本人にかなり多いのではないですか？
それが性被害にとどまらず、性の問題全般の認識の差にあるような気がしますワタシは。
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例えば１４歳の中学生男子が、スポーツクラブの指導者に、肛門性交をされました。
でも強姦ではなく罪の軽い強制わいせつ、拒否できなかったのは同意とみなされ、申告しなければ捜査もされず、性被害はなかったとされる時代が、数年前まで続けられていたのです。成人して法的対応をとる頃には時効になってしまうおまけ付き。
もちろん傷害罪とか児童福祉法とか別の法律や条例で罪に問える可能性はありますけど。
この時代の親は、ケンカで怪我して帰って来た男児に言うように、こう言う人も多かったんじゃないですかね？
「男なら我慢しなさい」
渾身の一太刀をかいくぐる役者
９月７日のジャニーズ記者会見で、東山紀之新社長は「人類史上最も愚かな事件」なんて大げさな言葉を使っていましたが、歴女的にはまずそこでどっちらけして、彼の歴史認識から疑わしくなってしまいました。
「鬼畜の所業」なんてまるで時代劇。噛まないでスラスラ言えるのは流石です。
ああそうか、これは役者のセリフだ。聞いた奴にインパクトだけ残せば役割の終わる、中身のない言葉の羅列だと思えた時に、美辞麗句に釣られて明日のメディアはそれで記事にするんだろうなと思ったらやっぱりそうなった。
翌日の森本毅郎さんのラジオのコメントが記事になって、「極端な表現が逆に‥」と言ってくれたのでなるほどと思いました。
中身のない会見って、ビックモーター、日大アメフトなど、昨今は多いけど、事実を説明するためじゃなく、実は隠したいからこそ、真実みたいに見せる嘘がこれなんだと思いながら見ました。
ハゲを隠したいから帽子やカツラかぶるとか。
東山紀之は新社長になるが、代表取締役は藤島前社長のままなら、そんなの肩書きにもならない呼び名ですよね。スナックのやとわれママみたいなもの。
私なら横にいる顧問弁護士に、代表取締役でない社長の御社的な意味を聞きたかったけど、そんな質問でたったひとつの権利を無駄にしたら、それこれ上司にクビにされるんでしょう。ジャニ担でなくても。
質疑応答はおそらく記者一人１回のチャンスしか与えてないので、同席した前社長と弁護士への質問は少なく、映像や決め台詞で尺がとれるタレント二人に集中しました。
そういえばこちらの会見でも、副社長が突然辞職したので、質問もできないビックモーターみたいなパターンに切り込んだ記者さんがいましたねえ。
記者の人たちは、顔面ストレートの一発ＫＯ狙いだから、みんなよけられてしまいました。
多数の敵に囲まれながら、渾身の一太刀をヒラリとかわすと、敵は立ち上がることさえできない、見事なタチまわりにございます。
ＣＭで切らないだろうとＮＨＫ録画してたのに、他局に先駆けて打ち切られて残念、東山紀之の役者人生の最後を見届けることが出来ず本当に残念です。
