墓場まで持ってゆく話B
念押しするけど、腐女子の妄想だかんな!
私は音楽家。
若手の歌手Aクンの楽曲提供に伴う歌唱指導をすることになった。
Aクンは可愛くて、才能があって、男の自分でも好きになった。もちろん俺はそっちジヤナーイぞ!
彼のひたむきな努力に応えて、できる限りの協力をしたつもりだ。
Aクンとの信頼関係ができた。
レコードが完成した後の打ち上げの席で、緊張から解放されたAクンは、酒も入ったせいか、泣きながら私に相談をしてきた。それは恐ろしい告白だった。
絶対に他人には言わないでくれと、Aクンは懇願した。もちろん秘密は守るつもりだが、私は彼の為にどうすればいいんだろう。
ここから先は選択肢が多すぎて寝られなくなりそう。
妄想はほどほどに。