ぶっ飛ばす女

当たり前のことですが、現代と戦国時代は価値観が違いますから、いまの庶民の目線で当時の選ばれた貴種様の思想や行動を評するなんて僭越なことです。

 

死生観が違いますから、人間の生死が現代では考えられないレベルで軽視され、それこそ手柄を捏造するために無関係な他人のクビを切って持ち帰るとか、逆に宗教や主君のために、自分の命も軽々しく捨てることができた時代でありました。

 

 

そんな中で生まれた戦国の最後のあだ花が茶々様だとしたら、高価な鉄砲をおもちゃにして、他人に向けるのもちゅうちょせず、しかも甘やかされているから誰もそれを止められないなんて、物騒な姫君になっても、不思議じゃないくらいのインパクトありました!イイヨイイヨー。

 

史実なんてどうでもいいくらいのぶっ飛びかたでしたけど、それならそれでVIVANTみたいに急所を外して人間に当てるくらいの演出がないと、ワタシゃ驚きませんよ。現代の人間なんで。

 

 

現代にも通じるのは、独裁者とその家族が、取り巻きに守られると、規律も約束も守らない傍若無人な振る舞いができるってことでしょうね。別の字を使うキタガワさんの話はまた別の機会に。